トラナビ通信
トラナビ通信
おはようございます。金子です。
台風の影響か、ここ数日どんより天気と蒸し暑い日が続きますね。
今日は、私たちが行っている開業の仕組みについて少しお話したいと思います。先日、飲食店を自己資金0円で開業できるという話は、ほぼ不可能であるというある記事を見かけました。
“ほぼ”なのでゼロというわけではありませんが、その数少ない開業方法が私たちの「トラスト方式」という仕組みです。
自己資金だけでなく、解約金もゼロです。
私たちは、新規開業や独立したい“情熱”と“腕”を持つ料理人に対して、この仕組みを使っての開業チャンスを提供しています。このやり方でこれまで述べ300以上の店舗を生み出してきました。
そんなうまい話無いだろ、と思われるかもしれませんが事実です。
私たちにとってこの仕組みは料理人に対しての“投資”なんです。
何が何でも自分のお店を持ちたい!というその熱意と、現場で培った料理の腕(自信)に投資するんです。
もちろんビジネスではありますから、無条件で投資するわけではありません。
その想いを体現するために、試食会を通して料理の味を見ることや、メニューやコンセプト、損益計算書など細かい事業計画を立てるなど、厳しい審査を行います。
その厳しい審査を乗り越え、私たちがそれを認めるということは相応の価値があり、店を任せられると判断したからです。
なので、万が一、閉店になったとしてもそれは店を託した私たちにも責任があるわけです。
解約金が掛からないというのはそういった背景があります。
もちろん、突然お店を投げ出したり、約束を守らなかったり、筋を通す場合に限ります。何も難しいことはありません。人として当たり前のことです。
開業ひとつとっても、自己資金を貯めて、資金調達をして、FC契約でなど様々な方法があります。その中の選択肢として、トラスト方式という仕組みがあるんだと、是非覚えておいてください。
2022年8月24日に2名の方の二次審査となる試食会が開催されました。
最近はなかなか良い結果が出ていませんでしたが、
今回は2名とも審査員から高評価をもらい、見事に第二次審査突破!
これからお2人にはオープンに向けて企画書を作り込んでいただきます。
基本的に当社サービスで開業される方は、企画書を作っていただきます。
「なんとなく、こんな感じ」で開業に向けての準備するのではなく、
開業後の店の理想像はどういうものか。
数年後にどういう店になっていたいか。
将来的にどこまで拡大したいか。
等、確実に目標を達成するための計画手段として企画書を作っていただいてます。
これは、当社スタッフと店主となる方のゴールを同じにする必要があるとともに、
企画書を元に開業のイメージ、将来のイメージをご自身でも改めて考えることができる機会でもあります。
かなり綿密な計画を練るので、途中で諦めてしまう人も中にはいましたが、
目標・計画が明確な人と、そうでない人の数年後はどう違うでしょうか。
現在、繁盛店となっている店主たちは、この企画書を積極的に作り上げてきた人ばかりです。
今回の2名の方も、ぜひワクワクしながら企画書を作り上げていかれるでしょう^^
今後の進捗は、このトラナビ通信にて都度ご報告させていただきます!
こんにちは。金子です。
私はこれまで、大小問わず様々な飲食店の開業に携わってきました。
今日はその中から、渋谷や新宿、池袋のような繁華街、“都内の一等地”で新規開業される際の
ポイントについて少しお話したいと思います。
流動人口の多い一等地に出店するメリットを活かすには、回転数をいかに多くするかが非常に重要なポイントになります。
回転数を上げるには「いかにスピーディに料理を提供し、スピーディにお帰りいただくか」ということです。
スピーディに料理を提供するために意識したいこととして、
例えば、ランチの時間帯でグランドメニューを提供する。これはNGです。
お客さんの選択肢が増えるという点でメリットに感じるかもしれませんが、回転効率がかなり悪くなります。
食材や調理工程がバラバラになるので手間と時間がかかること、
メニューが多いとお客さんが選ぶのに時間を要するといった理由が挙げられます。
スピーディに料理を提供するためにできることはいたってシンプルです。
ランチメニューはオーダーと調理の時間を短くできるよう種類を限定しましょう。
では、スピーディにお帰りいただくためにはどうすれば良いでしょうか。
例えば、混雑時には相席になることを事前に伝えるとか、「○名様お待ちです」のように、
あくまで従業員同士の情報共有として声を掛け合ったりが有効です。
店側から早く出るよう急かされている、そう受け止められてしまうと印象が悪いので、
あくまでお客さんが主体的にお店を出てもらうことが理想的ですね。
お店が混んでいたり、ウェイティングが発生している状況だと、さっさと食べてお店を出ようと考える方が
ほとんどだと思いますので、言葉は悪いですが、そういった親切心を煽るのもひとつの戦略と言えると思います。
上記でお話した内容以外に、とても重要なのがオペレーションです。
これは、全体のスピードや顧客満足度にダイレクトに影響しますから、
しっかり人員も確保し、定着させることも大切です。
そこはまたの機会に―
こんにちは。金子です。
世間ではコロナ第7波で感染拡大中です。
飲食店にとっては、またか・・となかなか光が見えない状況でご苦労もあるかと思います。
そんな心境もあってか、日頃様々な店舗を訪問していると、マスクやアルコール消毒、
検温をしていないお店も増えてきており、コロナ禍の慣れも日々感じています。
株式会社ROIが「ファンくる」会員を対象に行った、「居酒屋についての意識調査」によると、
飲食店選びにおいてコロナ対策を重視しているか?の問いに対し、
全体の86%が「はい」と回答しており、最も数値の低い20代でも76%と高い数字を示しています。
その中で、お店を選ぶ際にやめておこうと思うのはどのような店か?の問いには、
店員がマスクをしていない(74%)、隣の席との間隔が近い(69%)、
換気がされていない(60%)と、世の中的に慣れが生じてコロナ対策を緩めていると思うのとは裏腹に、
まだまだ気にしている人が多い様子です。
ファンくる(株式会社ROI)調べ
https://www.j-roi.com/news/research/20220630-research.html
私みたいに飲食店に携わる人間からすると、この暑い中、厨房でマスクがきついのも理解はしていますが、
こういったデータを見ると、厨房での様子も結構見られているんだなぁと改めて実感しますね。
店員がノーマスクだったことを口コミに書く人も見かけますし、
マスク無し=接客態度悪いと考える人も一定数いそうです。
それで評価を下げられてしまうのも非常に勿体ないですから、
営業はしっかり行う中でも感染対策には気を使い続けるよう、今一度見直してみると良いかもしれません。
皆さんは、お店を宣伝する上でインターネットをしっかり活用できているでしょうか?
今日は、お店の宣伝はしたいけど、お金は掛けたくない!という方に
おススメの“無料”で出来る広告宣伝についていくつかご紹介したいと思います。
1.各種SNSでの情報発信
今やSNSを利用する人は全体の80%以上という高い数字が出ています。
圧倒的に利用者の多い宣伝媒体になりますので、使わないのは勿体無いですよね。
リアルタイムのコミュニケーションが得意なtwitter
実名制で信頼度の高いFacebook
ビジュアルでのコミュニケーションが得意なInstagramといったように、
それぞれの特性に応じて使い分けると宣伝の幅も広がります。
2.グルメサイトへの掲載
食べログ、エキテン、favy、Rettyなど、掲載するだけであれば無料のサイトは多くあります。
誰もが知っているサイトから、あまり聞き馴染みのないものまで様々ですが、
利用するユーザー層も違ったりしますし、掲載すればシンプルにネット上の露出が
増えることになるので登録しておいて損はないです。
3.無料ホームページの制作
ホームページと聞くと、専門知識が必要だったり、お金が掛かったりと印象を持つ人も多いと思います。
ところが、今はテンプレートで綺麗なホームページが無料で作れちゃいます。
個人的にはWix、JimdoFree、Goope、AmebaOwnd辺りがおススメ。
有料オプションもありますが、ただお店の看板が欲しいというレベルであれば無料で十分だと思います。
4.Googleマイビジネスの登録
こちらはGoogleが公式に提供しているサービスです。
簡単に言うと、Googleマップに自分のお店を表示させましょう!ということです。
どこかお店を検索すると、検索結果の一番上に地図が表示されますよね。
ここに自分のお店が出るようになるんです。地図上から近隣のお店を探す方もいるので、
こちらに登録しているだけでユーザーの目に触れるようになるのは大きいです。
今回ご紹介した内容ですが、運営会社やサービス内容は異なりますが、
それぞれが連携できるような仕組みになっているので、どれか一つやっておけばというよりは、
全てをうまく利用することで相乗効果を生み出します。
冒頭でお話した通り、全て“無料”で出来ることなので、是非活用してみてください。