トラナビ通信 | 飲食店開業支援ならトラナビ | 飲食店の開業・独立支援ならトラナビ

トラナビ通信

トラナビ通信
  • トラナビ通信2022.12.22

    こんにちは。金子です。

    今年も残りわずか。忘年会自粛の波も落ち着き、街中も活気に満ちていますね。
    私の日々の楽しみは仕事帰りに、ひとりでふらっと居酒屋へ飲みに行くことです。
    お一人様なので、混んでいるお店でも比較的入れてもらえるのは一人飲みの良いところですね。

    さて、居酒屋というとお通しを提供するところがほとんどかと思います。
    お客さん目線のお通しって、必ず付いてくる物だったり、とりあえず出てくる物だったりと、
    ネガティブな印象を持つ人が多いと思います。店舗目線だといかがでしょうか?
    所詮はお通し、期待はされていないからと、蔑ろにしていませんか?

    私はお通しひとつとっても、次のようなメリットがあると思っています。

    ・お店の味を知ってもらえる基本の料理である
    ・ファーストドリンクから次の注文までつまみとして繋ぎになる
    ・全てのお客さんに共通の料理なので、反応の統計が取り易い

    居酒屋でまずお通しを出すのは一般的ですが、中にはお通しカットしてくれと言う
    お客さんもいると思います。そう言った声が掛かった時に、
    「うちのお通しは他とは一味違うので、食べてみてください!」
    そう自信を持って言えるでしょうか?

    もちろん原価との相談にはなりますが、
    是非お通しのクオリティを上げる取り組みを試していただきたいです。
    きっとお店に持つ印象が大きく変わるきっかけになってくれるはずです。

    そのためにも、色々と工夫してみましょう。
    例えば、割と採用されているのが、お通し1品を数種類(2~3)の中から選ぶスタイルです。
    お客さんにとってはちょっとしたお楽しみであり、
    お通し一つ一つのこだわりなど説明と併せれば、お店への期待値は上がります。
    数種類を、二品・三品鉢に分けて提供するのも良いですね。

    お客さんに感想を聞いてみれば、新たなメニュー開発の参考にもなるでしょう。
    あとは、お通しはお試しレベルの量にしておいて、
    もっと食べたい人向けにちょっとアレンジしたメニューに加えるのもありです。

    いかがでしょうか?たかがお通し、されどお通し。お通し代こんなに取られるのか・・・
    ではなく、あのクオリティのお通しでこれしか取られないのか!
    とお客さんに思っていただけるよう、是非工夫してみてください!

  • トラナビ通信2022.12.08

    こんにちは。金子です。
    今日は飲食店を立ち上げる上で切り離せない、「商圏」についてお話ししようと思います。

    商圏とは、自身のお店に来店するお客さんが住んでいる範囲のことを言います。
    一般的に飲食店の商圏範囲は、徒歩で500m以内と言われています。
    ただし、観光地や繁華街など地域の特性によっても範囲や性質が変わってくるので、そこは考慮する必要があります。

    新規で飲食店の開業を考える方は、ただざっくりと飲食のお店をやりたいという人よりも、例えば和食やフレンチ、
    ラーメンなど、ご自身の経歴を踏まえた上で、何をやりたいか明確に決まっている人が多いと思います。

    出店場所を決める時は、この商圏範囲内でお客さんを奪い合うような状況を作らないようにするのがベターです。
    極端な話、ラーメン屋の向かいにラーメン屋を開業するようなことは避けましょうということです。
    仮にジャンルが違っていても、お客さんからすると必ず対比になります。
    経営する上で、勝ちパターンの確立とリスク回避は意識した方が良いです。

    もし、必然的に業種が被る、例えば繁華街や駅近に出店する際などですね。
    そういった場合は、競合店を調査して課題や気付きを自身のお店に反映させましょう。
    具体的には以下の項目などに着目してリサーチすると良いと思います。

    ■料理の質
    ■接客の質
    ■価格とコストパフォーマンス
    ■客層と1組の来店人数
    ■席数(店内の広さ)
    ■時間帯による稼働率
    ■清潔感
    ■スタッフ数
    ■客の滞在時間
    ■客単価

    敵を知れば百戦危うからず、です。まぁ自分で言っておきながら敵という表現もどうかとは思いますが・・(笑
    今回は、一例として商圏についてのテーマの中でも競合店についてお話しました。
    どういった業種であっても、事前に商圏を把握することは必要です。
    新規の開業をお考えの際には、分析を行ったうえで、最適な出店エリアを見極めるようにしましょう!

  • トラナビ通信2022.12.01

    こんにちは。金子です。

    今日は、飲食店の経営不振を改善するテクニックをひとつご紹介します。
    思い切った経営戦略ではありますが、この方法で赤字からの脱却を果たした店舗も見てきていますので、
    参考になればと思います。

    そのテクニックとは、○○食限定やメニューの種類を限定することです。
    これには多くのメリットがあります。
    まず第一には、目標値を設定し易い(=計画が立て易い)ことがあげられます。他にも・・

    1. 食品ロスの削減
    必要な食材を必要な数だけ仕入れれば、当然ロスは無くなります。
    まとめ買いではなく、当座買いという感覚を持つことがとても大切です。

    2. 最低限の従業員で運営
    メニューを限定すると、注文時や調理の工程が少なく済みます。
    従業員の人数を増やさなくても効率の良いオペレーションで営業ができるわけです。

    3. 特別感を生む
    数量限定という言葉を見ると、つい飛びつく人も多いのではないでしょうか。
    限定物であればきっと美味しいに違いない、今食べないともう食べられないかも知れない
    などといったように思考が固まってしまうという性質が特別感を生みます。

    もちろん最初から売れもしない数を出しては本末転倒ですので、
    実現可能な数から始め、反響などを見ながら数を固めていく必要があります。
    売り切れが続けばそれだけ話題にも繋がるでしょうから、一石二鳥です。

    経費を下げることが、サービスの品質を下げることになるわけではありません。
    コロナ禍で急速に普及した無人化、DX化も混雑の緩和や会計を待つ煩わしさからも解放されるなど、
    恩恵を受ける人も多くいます。

    経営の難易度が高いとされる飲食店ですが、環境にも働き易さにも配慮し、
    長く愛され続けるお店であってほしいですね。

  • トラナビ通信2022.11.24

    こんにちは。金子です。

    今日は私たちが提供している「トラナビ」についてご紹介します。
    トラナビは、都内の一等地で、持ち出し金を一切かけずに”0円”で開業できるという独立支援の仕組みです。

    新規開業したい、独立していつか自分のお店を持ちたいけど、資金も無いしノウハウも無いし・・・
    そんな料理人の夢をサポートするのが私たちのミッションです。

    詳細については、是非サービスの紹介動画をご覧ください(※私が自分で声をあてております)
    素人の拙いナレーションで申し訳ないですが最後までご覧いただけますと幸いです。

    ちょっと話を聞いてみようかな、、そう思ったらお気軽にご相談ください。

  • トラナビ通信2022.11.16

    こんにちは。金子です。

    過去トピックを更新する中で、何度か集客はSNSを活用しましょう!と話題にあげたことがあります。
    やった方が良いのは分かっていても、SNSなんて触ったことないから何から始めればいいのか全く分からない
    という人もいるでしょうし、料理や接客に手いっぱいでそんな余裕が無いという方も多いと思います。

    ただこれ、必ずしも自分でやらなければいけない、というわけでもありません。
    例えば、お店のアルバイトやパートの方に情報発信を担当してもらうというのもひとつの手ですね。
    今の時代、TwitterやInstagram、TikTokなんかは使えて当たり前という世代も多いですから、
    働いている方で得意な人がいるかもしれません。
    人員補充のタイミングで、SNS運用できる人に特化して求人募集するのもありですね。

    この時、例えば時給を上げたり手間賃としてプラスしてあげると
    しっかり仕事として熟してくれると思うので、工夫や配慮は必要です。

    また、売上に余裕があれば、専門業者に委託するのもありです。
    それなりに費用は掛かりますが、プロなわけですからしっかりと結果にコミットしてくれるはずです。
    フリーランスの方も増えていますから、そちらを探すのも良いと思います。

    いずれの場合も、何をどの様に行っているかを必ず把握することが大切です。
    丸投げは楽ですが、任せっ放しだとちゃんとやっているのかを測れません。
    それを盗んで自分でやってみよう!くらいの意欲があれば尚良しです。

    自分ひとりの力で経営するのではなく、色々な人の技術や知恵を借りて反映していくことが、
    長くお店を続ける秘訣かもしれませんね。