事前に確認したい店舗の商圏エリア | 飲食店開業支援ならトラナビ

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トラナビ通信

  • トラナビ通信2022.12.08

    こんにちは。金子です。
    今日は飲食店を立ち上げる上で切り離せない、「商圏」についてお話ししようと思います。

    商圏とは、自身のお店に来店するお客さんが住んでいる範囲のことを言います。
    一般的に飲食店の商圏範囲は、徒歩で500m以内と言われています。
    ただし、観光地や繁華街など地域の特性によっても範囲や性質が変わってくるので、そこは考慮する必要があります。

    新規で飲食店の開業を考える方は、ただざっくりと飲食のお店をやりたいという人よりも、例えば和食やフレンチ、
    ラーメンなど、ご自身の経歴を踏まえた上で、何をやりたいか明確に決まっている人が多いと思います。

    出店場所を決める時は、この商圏範囲内でお客さんを奪い合うような状況を作らないようにするのがベターです。
    極端な話、ラーメン屋の向かいにラーメン屋を開業するようなことは避けましょうということです。
    仮にジャンルが違っていても、お客さんからすると必ず対比になります。
    経営する上で、勝ちパターンの確立とリスク回避は意識した方が良いです。

    もし、必然的に業種が被る、例えば繁華街や駅近に出店する際などですね。
    そういった場合は、競合店を調査して課題や気付きを自身のお店に反映させましょう。
    具体的には以下の項目などに着目してリサーチすると良いと思います。

    ■料理の質
    ■接客の質
    ■価格とコストパフォーマンス
    ■客層と1組の来店人数
    ■席数(店内の広さ)
    ■時間帯による稼働率
    ■清潔感
    ■スタッフ数
    ■客の滞在時間
    ■客単価

    敵を知れば百戦危うからず、です。まぁ自分で言っておきながら敵という表現もどうかとは思いますが・・(笑
    今回は、一例として商圏についてのテーマの中でも競合店についてお話しました。
    どういった業種であっても、事前に商圏を把握することは必要です。
    新規の開業をお考えの際には、分析を行ったうえで、最適な出店エリアを見極めるようにしましょう!

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    この記事を書いた人
    コンサルタント 鈴木
    トラナビ事務局のコンサルタント鈴木です。 各SNSでもコラムやツイートをしています。 飲食店の開業や、店舗のオープン、運営している店舗のことを書いていきます。