トラナビ通信
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こんにちは。佐野雄司です。
繁盛店というのは新規のお客さんだけでは生まれません。例えば、新規開業時の物珍しさや
テレビやインフルエンサーの紹介で賑わうこともありますが、それは一時的なものです。
大切なのは、お店を何度もリピートしてくれるファンを増やすことです。
では、お店のファン(リピーター)を増やすためにはどうすれば良いか・・・
これはいたってシンプルな話です。
「印象に残ること」
これが何より重要です。料理の味や見た目、接客やお店の雰囲気、何でもそうですが、
当然良い印象の残らなかったお店にまた行ってみようとはなりません。
デートでも初対面での印象が悪ければ、2回目会ってみたいとは思いませんよね。
では、印象に残るためにはどうすれば良いかですが、
一番は、そのお客さんの期待値を超えることです。想像していたよりも良かった!とプラスで終わることができれば、
次に繋がる可能性はぐっと高くなります。
また、これはテクニック的な部分ですが、ギャップで記憶に残すというものもあります。
例えば、内外装は小汚いけど、提供する料理は絶品だとか、
見た目の怖い店主の接客がフレンドリーで笑顔が素敵などですね。
少しニュアンスは違いますが、ふと思い出したのは「振り子の法則」という言葉です。
ただ、“快”に振るよりも、“不快”に振ってから“快”に振る方が、購買意欲が上がるというやつです。
興味のある方は調べてみてください^^
共通して言えるのは、行って良かったと思ってもらえる印象・記憶をいかに植え付けられるかですので、
そういった視点で果たして自分のお店がどうなのか、見直してみるのも良いかもしれませんね。