トラナビ通信
トラナビ通信
こんにちは。金子です。
今年も残りわずか。忘年会自粛の波も落ち着き、街中も活気に満ちていますね。
私の日々の楽しみは仕事帰りに、ひとりでふらっと居酒屋へ飲みに行くことです。
お一人様なので、混んでいるお店でも比較的入れてもらえるのは一人飲みの良いところですね。
さて、居酒屋というとお通しを提供するところがほとんどかと思います。
お客さん目線のお通しって、必ず付いてくる物だったり、とりあえず出てくる物だったりと、
ネガティブな印象を持つ人が多いと思います。店舗目線だといかがでしょうか?
所詮はお通し、期待はされていないからと、蔑ろにしていませんか?
私はお通しひとつとっても、次のようなメリットがあると思っています。
・お店の味を知ってもらえる基本の料理である
・ファーストドリンクから次の注文までつまみとして繋ぎになる
・全てのお客さんに共通の料理なので、反応の統計が取り易い
居酒屋でまずお通しを出すのは一般的ですが、中にはお通しカットしてくれと言う
お客さんもいると思います。そう言った声が掛かった時に、
「うちのお通しは他とは一味違うので、食べてみてください!」
そう自信を持って言えるでしょうか?
もちろん原価との相談にはなりますが、
是非お通しのクオリティを上げる取り組みを試していただきたいです。
きっとお店に持つ印象が大きく変わるきっかけになってくれるはずです。
そのためにも、色々と工夫してみましょう。
例えば、割と採用されているのが、お通し1品を数種類(2~3)の中から選ぶスタイルです。
お客さんにとってはちょっとしたお楽しみであり、
お通し一つ一つのこだわりなど説明と併せれば、お店への期待値は上がります。
数種類を、二品・三品鉢に分けて提供するのも良いですね。
お客さんに感想を聞いてみれば、新たなメニュー開発の参考にもなるでしょう。
あとは、お通しはお試しレベルの量にしておいて、
もっと食べたい人向けにちょっとアレンジしたメニューに加えるのもありです。
いかがでしょうか?たかがお通し、されどお通し。お通し代こんなに取られるのか・・・
ではなく、あのクオリティのお通しでこれしか取られないのか!
とお客さんに思っていただけるよう、是非工夫してみてください!