今日は、これから飲食店の開業を行おうと考えている方に、
避けては通れない「お金」の話をしようと思います。
飲食店の開業を目指す方なら聞いたことあると思いますが、開業を一から全て自分で行うとなると、
物件の保証金や敷金・内外装・厨房設備・備品・宣伝広告・メニューや看板に、
レジやパソコンなどなど。規模にもよりますが、1000万円程度は必要になると言われています。
これがいわゆる「開業資金」です。
ただ、これだけ用意すればお店を始められる訳ではありません。
これに加えて「運転資金」というお金が必要です。
いざ出店しても、お店を維持するために必要な資金はたくさんあります。
家賃・水道光熱費・仕入れ・人件費・通信費・広告費など、これらを出店してみないと
確定しない売上で最初から賄おうというのは無茶な話です。
「絶対売れる自信があるから大丈夫!」その前向きな心意気やよし。
ただ、ポジティブに物事を進めるためには必ず十分な準備が必要です。
それが事前の計画であり、資金であり・・
立ち上げてからこんなはずじゃなかったという後悔は誰もしたくないはずです。
なので、少なくとも3~6ヶ月程度、維持できるだけの資金は確保しておきましょう。
もちろん多ければ多い程良いです。余裕があればこそ、打てる策がありますからね。
ただそれだけのお金、自己資金だけでどうにかできるのは一握りの人です。
なので、借り入れなど資金調達をすることになりますが、結局お金を借りるにもその信用を
得るだけの根拠を準備しなければなりません。この準備が色々と大変なんですよね。
根拠資料を基に自分の計画を売り込まないと当然十分な資金は得られません。
ここまで自分で全て準備してお店を開くことについてお話しましたが、
開業ひとつとっても世の中には様々な手段があります。
フランチャイズの様に初期投資を抑えて、提供されたノウハウやブランドで事業を行ったり、
クラウドファンディンで自分の売りをアピールすることで必要資金を補ったり、
共同経営で資金を出し合って一緒にお店を始めたり・・
他にも開業費用を一切かけずに、ご自身のやりたいお店を自由に作り上げる方法もあります。
そんな方法あるなんて知らなかった、なんて声をいただくことも多いので、
開業をお考えの方は是非一度ご相談ください!